鑑定書:Paper(Certificate): 第18回重要刀剣指定
国·時代:山城国,京都府(Yamashiro)·南北朝時代 観応頃(Nanbokucho period about 1350~) |
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【重要刀剣図譜より】 形状 平造、三つ棟、身幅広く重ね薄く僅かに反りつき、大振りの出来である。 鍛 小板目肌、地沸よくつき、映りごころがある。 刃文 直刃、小沸つき、匂口締りごころとなる。 帽子 直ぐにのたれごころがあり、先小丸、返りは長い。 彫物 表裏に刀樋を掻き流す。
茎 生ぶ先栗尻、鑢目勝手下り、目釘孔二、指表に来国光観応、裏に本阿(花押)光遜の金粉銘がある。 生ぶ無銘で本阿弥光遜の金粉銘があり、殊に観応と年紀を入れているが極めて妥当である。細直刃出来のもので上手である。 江戸時代後期に活躍した北南斎長矩の銘が入った粋な紗綾形文総金具を使った合口拵が附いている。白鞘、紗綾形文総金具黒石目地塗合口拵、金無垢一重はばき、第18回重要刀剣。
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